反原発自治体議員・市民連盟

東海第二原発をとめよう!日本原電本社前抗議行動 8月5日

 8月5日(水)に、「止めよう東海第二原発!首都圏連絡会」主催の日本原子力発電株式会社本店(住友不動産秋葉原北ビル内)前での抗議行動に参加しました。今月も、5月・6月・7月に続いて、連盟からの申し入れ書を提出しました。今回はハッキリと質問項目を出して回答を求めました。東電と同じように、宛先(反原発自治体議員・市民連盟 共同代表 福士敬子宛)を記した封筒を申し入れ書につけて提出しましたが、今月も担当者は受け取りに出てきません。机と封筒を押さえる重りが玄関先に出てました。その机の上に置いて重りを乗せてきました。回答が来るのを待ちます。 にぎやかな音楽とスピーチ、今回は特別ゲストで、神田香織さんが登場。最後に講談『はだしのゲン』(8月6日は原爆の日)の短い一節を演じ、予定の時間を少し過ぎましたが、最後はコールで終わりました。

2020年8月5日

日本原子力発電株式会社
取締役社長 村松衞 様
                反原発自治体議員・市民連盟
                共同代表 佐藤英行 野口英一郎 福士敬子 武笠紀子
新型コロナの感染が首都圏から沖縄まで拡大しつつある中で、貴社日本原子力発電株式会社(以下原電)は、東海第二原発の再稼働のための工事を急いでいます。私ども反原発自治体議員・市民連盟は、以下の理由で再稼働のための工事を直ちに止め、東海第二原発を廃炉にするようを求めます。
 第一に、2020年12月を目途に安全対策工事を終えて再稼働をめざしている東海第二原発は、運転開始から42年にもなる老朽化した原発です。私たち連盟は、関西電力の若狭湾の老朽原発が今年9月過ぎから再稼働されようとしていることに対し、何人もの原子力専門の学者の方から、老朽原発の危険性についてお話を聞き、深く学ぶことができました。
 老朽化した加圧水型原発では、金属の脆化、腐食、減肉による事故がこれまで頻発し、特に、蒸気発生器伝熱管で事故が相次ぎ、伝熱管の破断で炉心溶融を起こす危険性があることを知りました。沸騰水型とはいえ東海第二原発では、老朽化が原因の多様な事故が起きていると思われる上、3・11の大震災で被災し、一部に損傷個所を残したままなのです。
 第二に、貴社原電には、原発を運転して、安全を保障する能力がないことです。貴社原電は2011年5月以来、発電業務を一切行っていません。貴社の敦賀原発1号機は、2011年1月に定期点検に入り、運転を停止したままで2015年4月に廃炉を決定し、敦賀2号機は2011年5月に一次濃度が上昇するトラブルで停止しています。また今年2月に貴社原電が地質データの不適切な書き換えを行って、規制委員会の審査をごまかして合格を得ようとしたことが発覚、廃炉となる公算が濃厚です。この事実から貴社原電には原発を安全に動かす資質が欠けていると断じざるを得ません。
 第三に、近年、千葉県や茨城県で震度4クラスの地震が相次ぎ、福島第一原発事故の再来が危惧されています。新型コロナ感染症が拡大する中で過酷事故が起きれば、集団避難のバスの中や避難所でのクラスターの発生は避けられず、原発内で感染が拡大すれば、原発の運転が困難になり安全が保たれません。現に、東海村をはじめ30キロ圏自治体では実効性ある避難計画を立てることができず苦慮しています。原発から3キロの位置にある特別養護老人ホーム「常陸東海園」には150人の利用者が入所していますが、園に働く職員の方たちからは原発事故が起きても、避難させることができないと訴えてられています。県は福祉施設などには、避難用バスを派遣するとしていますが、バス会社からはバスや運転手の確保は困難だと言われています。
 以上の理由から、東海第二原発を動かせる前提が欠けています。貴社原電は、東海第二原発の再稼働を止めて、廃炉を行える力をはぐくみ、社会的責任を果たすように求めます。いかの以下のしつ質問にご回答をよろしくお願いいたします。
【質問】貴社原電は、東海第二原発周辺の住民の安全な避難を保証できますか?避難のために、どのような計画を立てていますか?